2018-01-01から1年間の記事一覧

バスで群馬から東京へ・後編

に「師匠、小江戸川越に着くようです。風情ある町並みですね」 ぐ「群馬も負けてないよ。今度ブログで前橋や桐生を紹介してね」 に「本川越で降りたところです。ここまで来ると旅も半分を過ぎたような感じですね」 16:05 本川越駅→16:31 西武バス所沢営業所 …

バスで群馬から東京へ・前編

2018年12月、振替休日としていた平日のことです。その前日、突如思いつきました。そうだ、大学から東京までバスで行ってみよう!ルールは(1)スタートは群馬大学荒牧で、ゴールは東京23区内ならどこでもいい、(2)路線バスだけを使う、(3)コミュニテ…

蛍光灯とエアコン

以前の勤め先の一つと現在の勤め先とで共通していて、最初に勤めた大学ではあまり見かけなかった習慣がある。それは、教室に入った学生が誰一人として照明や冷暖房を操作しようとはしないことである。たとえば、履修する講義がない時間帯に空き教室で待機し…

教育社会学会公開研究会参加―アクティブラーニングの諸相

http://www.gakkai.ne.jp/jses/2018/10/19111635.php日本教育社会学会第70回大会課題研究Ⅲ「アクティブラーニングの教育社会学」公開研究会(11月6日)に参加してきた。主として高等教育におけるアクティブラーニングがテーマとなっていて、初中等教育におけ…

「"就活で学業がおろそかになる"はデタラメ」と言い切れるか

headlines.yahoo.co.jppresident.jp「"就活で学業がおろそかになる"はデタラメ」という記事を読んだ。日本経団連が2021年春入社予定となる学生の就職活動について「採用選考に関する指針」を策定しない、すなわち、採用活動開始時期の自由化を認めることを発…

デザイン・思想・国家

スウェーデン・デザインと福祉国家: 住まいと人づくりの文化史作者: 太田美幸出版社/メーカー: 新評論発売日: 2018/10/03メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 盟友である一橋大学の太田美幸先生から『スウェーデン・デザインと福祉国家: 住まいと人…

いただきもの―教育社会学入門書と教育学入門書

honto.jp大妻女子大学の牧野智和先生から、吉田武男(監修)、飯田浩之・岡本智周(編著)『教育社会学:MINERVAはじめて学ぶ教職』ミネルヴァ書房、2018をお送り頂きました。ありがとうございます。 牧野先生ご執筆の第10章「学校という空間と社会」におい…

「若者と社会」独自授業アンケート2018

私が担当した、2018年度前期全学共通科目教養育成科目総合科目群「若者と社会」(2単位)の履修者は約80名でした。この科目は学生による授業評価アンケートの対象外でしたので、講義終了後かつ成績評価決定後の時点で、独自にアンケートを行いました(回答は…

初期キャリアの「生きづらさ」

nyaaat.hatenablog.com nyaaat.hatenablog.com お盆休み、ニャートさんの記事を読み返していて、修士2年の頃を思い出してつらくなってしまった。新卒で入社した企業を辞めて大学院に進学したものの、研究の難しさに挫折して再就職先を探していた。その時期は…

『文系大学教育は仕事の役に立つのか』

8月に『文系大学教育は仕事の役に立つのか:職業的レリバンスの検討』が刊行されます。 (出版社さんから掲載許可を頂いた書影です) https://honto.jp/netstore/pd-book_29179035.html (honto:本の通販ストア)問題関心 長期的な価値創造や人類的な普遍性…

新書(だけ)で読む能力主義[後編]

研究室の書架にある新書縛り能力主義論、後編である[後編]。教育の力 (講談社現代新書)作者: 苫野一徳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/03/19メディア: 新書この商品を含むブログ (12件) を見る 「選抜」についてですが、このテーマに関して最初に理解…

新書(だけ)で読む能力主義[前編]

学者は「能力主義」についてどのようなことを語ってきたのか、研究室の書架にある新書縛りで確認してみよう。[前編]日本教育小史―近・現代 (岩波新書)作者: 山住正己出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/01/20メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含…

群大ビブリオバトル2018菖蒲月

本日の講義でビブリオバトルを行いました。若者に関連する書籍、ただし若者の定義はそれぞれに任せるという条件で実施した結果、全14グループのチャンプ本は以下のとおりになりました(学生が文庫版を挙げている場合には、そのまま文庫版を提示しています)…

東洋経済のネット記事「教育困難大学」について

「教育困難大学」に来る学生の残念な志望動機 必然的に起きる「5月病」に苦慮する教員たち https://toyokeizai.net/articles/-/219604この記事の筆者は修士を取得なさっているようなので、「動機の語彙」という概念を聞いたことがあるかもしれない。「動機」は個…

「二つのライフ」

高大接続の本質―「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題 (どんな高校生が大学、社会で成長するのか2)作者: 溝上慎一,京都大学高等教育研究開発推進センター,河合塾出版社/メーカー: 学事出版発売日: 2018/02/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この…

群大生への連絡(2018.4.11)

前期水曜5-6限の二宮担当講義についての連絡です。 Moodleにアクセスできない場合、今週(4/18提出予定)の宿題は行わなくても構いません。再来週以降にあらためて提出して頂くことになります。

辺境にある学問

変容する社会と教育のゆくえ (教育社会学のフロンティア 2)作者: 日本教育社会学会,稲垣恭子,内田良出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2018/03/29メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る執筆者のお一人からお送り頂きました。勉…

働く青年

この1、2ヶ月ほど、たとえば次のような本を読んでいた。高等教育論を研究していると、どうしてもその対象としてかつてはエリートであった大学生を選んでしまう。しかし、ある時期までは大学生が同年代の若者・青年の中では特殊であったことを思い起こすため…

卓越化と大学

文化・階級・卓越化 (ソシオロジー選書)作者: トニーベネット,マイクサヴィジ,エリザベスシルヴァ,アランワード,モデストガヨ=カル,Tony Bennett,Mike Savage,Elizabeth Silva,Alan Warde,Modesto Gayo‐Cal,磯直樹,香川めい,森田次朗,知念渉,相澤真一出版社/…