2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ある大学院教育のシンポジウムに出席する。会場から電気を盗んでPCを動かす社会人らしき遅刻者の横で考えていた。 一つは、大学院におけるアスピレーションの加熱、冷却、再加熱のメカニズムについてである。加熱・再加熱といった炊き付けの仕組みについては…

アクティブラーニングに関するFDに参加した。 学生を活性化させる、という表現が出てくる。私の偏見が拭えないことも理由の一つではあるのだろうが、その表現はどうしても知識や技能を置き去りにして、態度ばかりに着目しているように聞こえてしまう。学生…

記憶/物語 (思考のフロンティア)作者: 岡真理出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/02/21メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 43回この商品を含むブログ (49件) を見るそれぞれに固有の<出来事>の記憶に関する論点は、やや理解できる感じがした。しか…

キャリア教育に関する某報告書をまとめている。TAの原稿の修正に大幅に時間を取らされてしまった。 「売り上げを上げる」という表現は「馬から落ちて落馬する」ようだけれども…、「高い情報力に基づいたビジネス提案→グローバルな需要格差を活かす」という表…

トヨタの知識創造経営作者: 大薗恵美,清水紀彦,竹内弘高出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/06/21メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見るリコールは、「組織の成長の痛み」としてしか理解できないら…

問題はツイッターである。ここでの話しは、教員がツイッターを利用することで効果的に授業を行うことを意図している場合のことではない。教育工学は好みではないものの、必要な学問であることは認識している。 学生に講義中のツイッター使用を認めるかどうか…

電話を受ける。仕事の邪魔になるので、電話はあまり好きではない。 鎌を掛けるような質問を浴びせてくるので非常に困惑し、かつ警戒しているうちに、どうやら「専門家の私をさしおいて、お前が中途半端なことをしたせいで、迷惑を被っている(腹立たしい)」…

政治社会学作者: 加藤秀治郎,岩渕美克出版社/メーカー: 一藝社発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るバクラック=バラッツの訳文が掲載されている。日本の教育政策研究にとってCPS以降の議論に何か学ぶものは…