2021-02-10 #専門家が選ぶ新書3冊 書籍 あるSNSで話題になっている「#専門家が選ぶ新書3冊」に便乗して、私も3冊を紹介してみる。大学の誕生〈上〉帝国大学の時代 (中公新書)作者:天野 郁夫発売日: 2009/05/01メディア: 新書教育と平等―大衆教育社会はいかに生成したか (中公新書)作者:苅谷 剛彦発売日: 2009/06/01メディア: 新書教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)作者:竹内 洋発売日: 2003/07/01メディア: 新書教育は何を評価してきたのか (岩波新書)作者:由紀, 本田発売日: 2020/03/21メディア: 新書どうしても3冊に絞り込むことができず、4冊になってしまった。また、天野本についてはもちろん下巻も勧めたい。苅谷本については、大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書)と迷った挙句、出版年の新しいほうを採用した。専門分野から離れる場合には、私じしんが学部1年生のときに履修した必修講義「社会科学概論第一」(通年4単位)で指定された教科書の一つである、読書と社会科学 (岩波新書)を挙げたい。今でも読み直して、読書の意義と社会科学の方法について省察することがある。