群大ビブリオバトル2019菖蒲月

sakuranomori.hatenablog.com
昨年度と同様、講義でビブリオバトルを行いました。若者に関連する書籍、ただし若者の定義はそれぞれに任せるという条件で実施した結果、全14グループのチャンプ本は以下のとおりになりました。

チーム桐壺

チーム帚木

チーム空蝉

チーム夕顔

「承認欲求」の呪縛 (新潮新書)

「承認欲求」の呪縛 (新潮新書)

チーム若紫

近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書)

近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書)

チーム末摘花

チーム紅葉賀

チーム花宴

チーム葵

少女 (双葉文庫)

少女 (双葉文庫)

チーム賢木

神田川デイズ (角川文庫)

神田川デイズ (角川文庫)

チーム花散里

チーム須磨

ソロモンの犬 (文春文庫)

ソロモンの犬 (文春文庫)

チーム明石

チーム澪標

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

2年連続で絶望本がチャンプになっています。強いですね!
ところで、担当教員はこうした1回の授業によっていわゆる「コミュニケーション能力」が高まるとは考えておりません。本が好きになるとも考えていません。それらはもちろん、授業のねらいでもありません。他方、この1回限りの授業でなぜだかできるようになったことがあるはずです。それは何でしょうか?
そして、源氏物語を参考にしてチーム名を作っていたのに、「恋愛しない若者たち」が選ばれるという偶然の皮肉に苦笑しました。