2012-01-01から1年間の記事一覧

http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/modules/content04/index.php?id=1 7月18日13時30分より、全学FDシンポジウム「能動的教育手法への挑戦―heuristicな学習経験のために」が開催されます。私はこれまでの正課外教育の実践について―その後のGPの獲得につな…

教養ゼミナールにおいて合宿を実施します。遊び半分、勉強半分です。 夏学期のゼミで就職活動のマニュアルの意味が論点の一つになりました。そこで、実際にマニュアルを読んでみて、そこに書かれていることを徹底的に分析、試行してみましょう。以下を対象と…

本学のミスコンが話題になっている。私は自治を重視する立場から、学生の皆さんじしんが問題を解決することを願っているところである。ただ、ジェンダーやセクシュアリティに関する議論が行なわれていないことが寂しいと感じるのだ。性別秩序の世界―ジェンダ…

グローバル化・社会変動と教育〈1〉市場と労働の教育社会学作者: ヒューローダー,ジョアンヌディラボー,A.H.ハルゼー,フィリップブラウン,Phillip Brown,Jo‐Anne Dillabough,Hugh Lauder,A.H. Halsey,広田照幸,吉田文,本田由紀出版社/メーカー: 東京大学出版…

男らしさという病?―ポップ・カルチャーの新・男性学作者: 熊田一雄出版社/メーカー: 風媒社発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (19件) を見る著者が指摘するように、確かに伊藤公雄以降、男性学は理論的にも運動…

男らしさという病?―ポップ・カルチャーの新・男性学作者: 熊田一雄出版社/メーカー: 風媒社発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (19件) を見る著者が指摘するように、確かに伊藤公雄以降、男性学は理論的にも運動…

学部1年生の提案による自主ゼミ(履修登録を必要としない自主的な勉強会)を開催します。テーマはナショナリズムです。一橋生であれば誰でも参加できます。担当教員と面識がなくてもかまいません。 日時 6月25日(月)16時30分〜18時00分 場所 二宮祐研究室…

高等教育学会のおおまかな感想である。 「教学マネジメント」の課題研究。(乱暴にまとめてしまえば、)さまざまな問題点はあるけれども、各大学、学部の実情に応じた意思疎通の徹底、各種ツールの導入が必要だ、という趣旨であった。私はそうした実践に傾斜…

日本の介護システム――政策決定過程と現場ニーズの分析作者: 結城康博出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/06/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (3件) を見る政策決定過程の勉強をしていたつもりだったのだが―政策決定過程…

日銀の政策形成 ―「議事録」等にみる、政策判断の動機と整合性作者: 梅田雅信出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/03/18メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログを見るかつてある議事録の分析を試みたことがある。しかし、どうも徒手…

〈「もう一人のあなた」を考える〉自主ゼミを行います。履修登録を必要としない自主的な勉強会です。オーバードーズやリストカットなどの事例を通じて、青年期特有の課題について考えてみたいと思います。一橋の学部生であれば誰でも参加できます。担当教員…

橋本鉱市、2011、「高等教育懇談会による『昭和50年代前期計画』の審議過程:抑制政策のロジック・アクター・構造」『東京大学大学院教育学研究科研究紀要』51 荒井英治郎、2011、「教育法制研究の課題と方法:静態的法制研究から動態的法制研究へ」『教職研…

活気ある春先のキャンパス、昼休みにそぞろ歩きをしてみる。 愕然としたことがあった。小さいキャンパスである。昼休みに30分ぶらぶらとするだけで話しをしたことがある学生を少なくとも50人は確認できるのだけれども、名前を覚え出せないのである。原因はわ…

Fderとしては良くないことだが、現代の大学教育実践研究を読むのが嫌いである。そのため、このブログで言及することはあまりない。全国のFderは膨大な実践研究をどこまで読み込めているのだろうか。 講義前の関心・意欲・態度に関するアンケート → 低調な回…

大学改革 日本とアメリカ作者: 舘昭出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 1997/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見るやや忘れられている秋季入学構想についてである。 「大正10年の大改革」は覚えていた。しかし、それ以前に教育…

「正義」を考える―生きづらさと向き合う社会学 (NHK出版新書 339)作者: 大澤真幸出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2011/01/06メディア: 新書購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログ (26件) を見る新入生歓迎企画〈『「正義」を考える』を考える〉…

http://rdche.blog.fc2.com/ 一橋生有志のご協力のもと、チョンボ/シビアがどのような意味で用いられているのか整理してみました。すべての記事を読むためには、学内に掲示してあるパスワードが必要です。神/仏/鬼といった属人的な要素が相対的に低い点が…

文部科学省の20代若手官僚の皆さんへ、後学のために。PDCAサイクル、中期目標・中期計画、天下り、リアル熟議といった小手先のマネジメント技法ではどうしようもない現実がある。他大学に移られた先生とはいえ、こうした主張を見ると、まだ「組織としての大…

独法化あれこれ

教育 2012年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: かもがわ出版発売日: 2012/04/10メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るいろいろな研究者が本格的な日教組研究に取り組み始めていると聞いている。あわせて、教科研についても検討しなけ…

戦後教育学と教科研

先ほど、私が担当する教養ゼミの抽選を終えました。約70名の方が履修希望届を提出されました。そのうち、4限22名、5限22名の方に受講を認めることにしました。9日(月)正午以降、所定の場所において確認して下さい。辞退の連絡は不要です。 履修を希望され…

教養ゼミ(金4)抽選結果

立教大学2012年度前期「高等教育の歴史的展開(新座)」(担当者:兼任講師二宮祐)は4月11日(水)から始まります。時限は2限、教室はN313です。カリキュラム改革のために若干複雑なしくみになっていますが、学年にかかわらず受講できます―2011年度以前1年…

「学生生活の技法(木曜5限)」の履修を希望する場合、かならず第1回のオリエンテーションに出席して下さい。4月12日(木)5限、教室は310(西キャンパス第2講義棟3階)です。対人関係の技法やストレスへの対処といった学生生活に関するスキル、レポート…

教育 2012年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: かもがわ出版発売日: 2012/03/10メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログを見る今月号からリニューアル。かもがわ出版から発売されることになったとのことです。先ほど、定期購読の申込みを済ませたと…

出張を終えて帰宅。まとまった時間を取ることができず、年度末になってしまった。 印象深いできごとは2点あった。1つは、ある大学図書館のコピー機の利用料金の支払い方法がEdyに限定されていたことである。いつものように用意していた3,000円分の硬貨、数枚…

みなさんが学期末に記入する「授業と学習に関するアンケート」の集計結果が教員へ返却されました。教員はこれをもとに反省を深めて、講義内容や方法の改善を検討します。みなさんは附属図書館や教務課などで閲覧することができます。とりいそぎ、「現代若者…

大学において就職をあっせんするセンター(キャリアセンターのような名前のところ)が、労働契約期間を5年とする求人を推奨することがあります。しかし、この求人は違法です。期間を定める労働契約の上限は3年です。 厚生労働省による説明(リンク先PDF) htt…

愛国心: 国家・国民・教育をめぐって (学術叢書)作者: 市川昭午出版社/メーカー: 学術出版会発売日: 2011/09/21メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (1件) を見る本日の研究会において、著者の市川昭午先生、そして、潮木守一先生…