FD

写真は数時間前、早稲田の教育学部の建物で仕事を終えてからキャンパスを撮影したものである。晩秋から初冬にかけてのキャンパスは美しい。本日(また、これまで)ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。 14歳からの精神医学作者: 宮田雄吾出版社/メ…

http://chronicle.com/article/To-Professors-Re-Your/129121/ 立場上、いわゆる「上から目線」だと思われてしまうかもしれませんが、それはもちろん誤解です。こうした事例から、どのような示唆を得ることができるか、何かの機会に考えてみたいと思います。…

昨日の全学FD/SDに参加しての短い備忘録的感想である。 先日の話題に関連して言うと、大学や大学院における「見える教育」の必要性が強く主張されていたことになる。しかし、その実現可能性は資源や文化の点で困難だろう。資源は何とか調達できるかもしれな…

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001106140001 大学で各科目の履修者に与えられる「単位」が、「質」を問われる時代になってきた。各科目の成績に応じて軽重をつけ、取得した単位の質を数値化する「GPA」が一定値以上であることを卒業要…

京都系教育学会*1を終えて、一橋のGPAに関する議論を横目で見ている。そこで、GPA推進論者に共通する傾向が漠然と見えてきたような気がしている。 どうも、自律的な強い学生像を前提に置いているようだ。たとえば、ある官僚は自身の学生時代の経験―伝統的にG…

一橋大学2010年度第2回全学FDシンポジウム「教育プロジェクト成果報告会」が開催されます。 日時・場所 2011年1月19日(水)15:15〜17:15 東1号館3階 1304番教室 詳細については、下記のウェブサイトをご覧下さい。 http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/mod…

Twitterを眺めていると、時おり面白い応答がされていることがある。 どこかの大学の職員さん 「成績は、相対評価と絶対評価があります。GPAを導入する場合、相対評価にするのでしょうか?」 某省庁で働いている、GPAに思い入れがあるという係長さん 「素点で…

先日のエントリをご覧になった方から、「大学におけるゼロトレだ!」というつぶやきを頂いた。私にはあの制度がゼロトレであるという理解は必ずしもなかったので、あらためてゼロトレの特徴を確認しておく。 排除型社会―後期近代における犯罪・雇用・差異作…

昨日、文部科学省平成22年度大学教育・学生支援推進事業「テーマA:大学教育推進プログラム」につきまして、私の所属する大学教育研究開発センターが申請した「単位実質化マキシマムモデルの実践と普及」の採択が決定しました。日本学術振興会(審査を担当)…

全国大学教育研究センター等協議会の皆さま、本日の総会ではご挨拶ができずに失礼致しました*1。来年度は、手前どもが総会のお世話をさせて頂きます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。「大学町」出現---近代都市計画の錬金術 (河出ブックス)作者: 木方…

http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/modules/content04/index.php?id=1 先日、FDシンポジウムについてお知らせしたところですが、やや内容が変更になったようです。日時、場所に変更はありません。 昔の数学教育実践家的関心からすれば、そもそも成績を平…

http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/modules/content04/index.php?id=1 2010年7月7日、全学FDシンポジウム「GPA制度本格導入後の成績評価を考える」を開催します。GPA制度に関心のある大学関係者の皆さまの参加をお待ちしております。◆日時・場所 2010年7…

今日はこれから、教養ゼミのゼミテンと一緒に、東京大学教養学部(駒場)の初年次活動センターを訪問する。 ゼミテンの関心は、同センターの設立経緯、利用者層、人気企画、周知方法等にあるようだ。一方、私の課題は、初年次教育の範囲を探ることにある。自…

学生の成績不振の原因について、特に選抜性の高い大学においては心理面の「問題」が持ち出される傾向がある。難関な入試に合格したにもかかわらず、入学後の成績が悪い理由は、心理面に「問題」があるはずだ、というのである。しかし、米国の高等教育研究に…

国立大学教養教育実施組織会議@愛媛に出席する。この会議への出席は2年ぶりである。 SDについて、これまでほとんど考えたことがなかった。ある大学の説明は次の通りである。 成果主義、リストラ、無計画な人事異動 ↓ 意欲の低下、仕事を増やしたくない、…

ある大学院教育のシンポジウムに出席する。会場から電気を盗んでPCを動かす社会人らしき遅刻者の横で考えていた。 一つは、大学院におけるアスピレーションの加熱、冷却、再加熱のメカニズムについてである。加熱・再加熱といった炊き付けの仕組みについては…

アクティブラーニングに関するFDに参加した。 学生を活性化させる、という表現が出てくる。私の偏見が拭えないことも理由の一つではあるのだろうが、その表現はどうしても知識や技能を置き去りにして、態度ばかりに着目しているように聞こえてしまう。学生…

問題はツイッターである。ここでの話しは、教員がツイッターを利用することで効果的に授業を行うことを意図している場合のことではない。教育工学は好みではないものの、必要な学問であることは認識している。 学生に講義中のツイッター使用を認めるかどうか…

2009年度第2回FDシンポジウムを開催します。 大学関係者の参加をお待ちしております。http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/modules/content04/index.php?id=1 2009年度第2回FDシンポジウム―レポート剽窃問題を考える近年、本学でもレポートによる成績評…

かもめが翔んだ日作者: 江副浩正出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2003/10/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (21件) を見る期末レポート課題を眺めていると、「『かもめが跳んだ日』を読んだ読書感想文を提出せよ」という…

2009年度第1回全学FDシンポジウム 本年度第1回目のFDシンポジウムを開催します。 2009年7月24日(金)14:30 〜17:00 東1号館2階 1202番教室(東キャンパス) 大学教育関係者の皆さま、本学教職員の参加をお待ちしております。

経済産業省のある文章によれば、日本の大学の教育学部には「じめっとした雰囲気」があるらしい*1。入梅の時期に合わせて、大学教育に関する「じめっとした」検討をしてみたい。 GPA制度導入の目的は、学生の学習意欲の増進や、大学教育の質保証に関する社会…

「初年次教育」がブームとなって久しい。各大学のFDのテーマとしては、お馴染みのものの一つだろう。どんな大学でも必要であると思うのと同時に、しかし、言いようのない気持ち悪さも感じてきた。このアンビバレントな感情の理由が何に起因するのか分から…

お茶の水女子大学のFD公開シンポジウムに参加した。本年度よりスタートした「21世紀型文理融合リベラルアーツ」は、学生の関心も高いようであり、今後の展開が大いに期待できそうである。 気になったことを一つだけ挙げておく。個々の科目に関しては、目標…

以前から関心のあった山形大学のFDに参加した。山形大学の教職員に加えて、FDネットワーク「つばさ」参加校の教職員の参加も多く、こうした大学間連携、拠点作りの意義を改めて考える契機となった。持ち帰らなければならない宿題を取り急ぎ2点に整理し…

一橋大学2008年度第1回全学FDシンポジウム「教育プロジェクト成果報告会」 2008年7月30日15:00から、FDシンポジウムを開催します。この教育プロジェクト成果報告会は、「学士課程・大学院課程の教育内容・方法の改善や教材の開発などを通じて特色ある豊か…

某省の職員と意見交換をする機会があった。FDの「実質化」に高い関心をお持ちのようで、そればかりに議論が集中したといっても過言ではない。 そこで気になったことは、「FDの効果というものはすぐに表れるはずだ」、「にもかかわらず、効果が出ていない…