FD

研究ベース学習作者: 小山田耕二,日置尋久,古賀崇,持元江津子出版社/メーカー: コロナ社発売日: 2011/05/24メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る先日、FDと名付けてもよいであろう打ち合わせ―専門科目の初年次…

立教大学「学生による授業評価アンケート」に対する所見票を提出した。これは担当する講義についてのアンケート結果を読んだうえで、その改善点などを申告するものである。2013年度前期に担当した 全学共通カリキュラム「高等教育の歴史的展開/N」 の結果は…

大学教育のグローバル化に関する論点のひとつについて、公立大学、公設民営大学の事例が参考になる。公設民営大学設立事情作者: 高橋寛人出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2004/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 公立大学の場合、学生は…

文部科学省平成24年度大学間連携共同教育推進事業「〈考え、表現し、発信する力〉を培うライティング/キャリア支援」(津田塾大学・関西大学)の報告書を頂いた。ご縁があってこの事業の外部評価委員を務めているところである。 連携取組の目的として、次の…

大学と教養教育――戦後日本における模索作者: 吉田文出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/02/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る戦後一般教育史の決定版である。これから「教養」教育改革を進める際の基本的な教科書になる。現在の「教…

ジェネリックスキルに関するセミナーに参加しての感想である。 そもそもの話しになるので質問しなかったことが2点。まず、評価と測定が文脈によって使い分けられていたので混乱した。おそらく両者の相違についての理解が足りないのだろう。致命的ではなかろ…

大学の授業作者: 宇佐美寛出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2012/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見るFDのひとつのモデルが民間企業における研修のような経営学を援用するもの、またひとつのモデルが教育工学を活用するものであるとするならば、そ…

大学のカリキュラムマネジメント―理論と実際作者: 中留武昭出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2012/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る政策史や認証評価についての勉強にはなる。しかし、タイトルにあるような大学におけるカリキュラム理論…

大学の教務Q&A (高等教育シリーズ)作者: 中井俊樹,上西浩司出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 2012/03/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る知らないことが多く、とても勉強になった。こうし…

ある研究に参加して、いくつかの大学の関係者に大学教育をテーマとしたお話しを聞かせて頂いている。調査にご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。これから調査にご協力頂く皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。 以下、研究を開始したばかりの…

A講義の履修と1年次終了時のXテスト成績向上の間には正の相関がある。なぜなら、入学時のXテストの平均点は約134点であり、A講義履修後のそれは約154点であるからだ。およそ20点も上昇している。したがって、入学者全員にA講義の履修を義務付けることによっ…

対人援助のためのグループワーク作者: 福山 清蔵 ,福山 清蔵出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 2011/06/13メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログを見る先日のFDにおいて紹介した書籍である。集団を形成するには、一定の手続きに従っ…

羽田貴史、2012、「私の東日本大震災日誌―京都市・東京都・仙台市・南相馬市・東広島市」『東北大学高等教育開発推進センター紀要』7 先日、ある会議の休憩時間において羽田先生から紀要論文の抜刷を頂いた。すでに、この紀要は東北大学高等教育開発推進セン…

田中真理・池田忠義・堀匡・佐藤静香『学生のための心理・教育的支援』東北大学高等教育開発推進センター 大学への「適応」を個人の心理的な課題としてのみ捉えようとする傾向には注意しなければならない。それも重要であるのと同時に、そもそも大学特有の文…

http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/modules/content04/index.php?id=1 7月18日13時30分より、全学FDシンポジウム「能動的教育手法への挑戦―heuristicな学習経験のために」が開催されます。私はこれまでの正課外教育の実践について―その後のGPの獲得につな…

高等教育学会のおおまかな感想である。 「教学マネジメント」の課題研究。(乱暴にまとめてしまえば、)さまざまな問題点はあるけれども、各大学、学部の実情に応じた意思疎通の徹底、各種ツールの導入が必要だ、という趣旨であった。私はそうした実践に傾斜…

活気ある春先のキャンパス、昼休みにそぞろ歩きをしてみる。 愕然としたことがあった。小さいキャンパスである。昼休みに30分ぶらぶらとするだけで話しをしたことがある学生を少なくとも50人は確認できるのだけれども、名前を覚え出せないのである。原因はわ…

Fderとしては良くないことだが、現代の大学教育実践研究を読むのが嫌いである。そのため、このブログで言及することはあまりない。全国のFderは膨大な実践研究をどこまで読み込めているのだろうか。 講義前の関心・意欲・態度に関するアンケート → 低調な回…

文部科学省の20代若手官僚の皆さんへ、後学のために。PDCAサイクル、中期目標・中期計画、天下り、リアル熟議といった小手先のマネジメント技法ではどうしようもない現実がある。他大学に移られた先生とはいえ、こうした主張を見ると、まだ「組織としての大…

みなさんが学期末に記入する「授業と学習に関するアンケート」の集計結果が教員へ返却されました。教員はこれをもとに反省を深めて、講義内容や方法の改善を検討します。みなさんは附属図書館や教務課などで閲覧することができます。とりいそぎ、「現代若者…

GPAの卒業要件化に関連して、その数値が低いことをテーマとする紀要論文をどうにか仕上げた。まだまだ不十分な点は残されているのだが、とりあえずはこの2年間ほど考えていたことをまとめたつもりである。大学における学業不振の原因を厳しい入学試験に合格…

http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/modules/content04/index.php?id=1 「大学の国際化と英語教育」をテーマとしてFDシンポジウムを開催します。英語を教授言語とした講義の成果や課題、大学英語教育のあり方について検討いたします。大学関係者のご参加を…

http://www.sut.ac.jp/news/news.php?20111202093513 12月11日(日)13時30分から東京理科大学森戸記念館において、文部科学省平成23年度先導的大学改革推進委託事業シンポジウム「大学における教育研究活動の評価をどう考えるか」が行われます。私は第1部「…

写真は数時間前、早稲田の教育学部の建物で仕事を終えてからキャンパスを撮影したものである。晩秋から初冬にかけてのキャンパスは美しい。本日(また、これまで)ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。 14歳からの精神医学作者: 宮田雄吾出版社/メ…

http://chronicle.com/article/To-Professors-Re-Your/129121/ 立場上、いわゆる「上から目線」だと思われてしまうかもしれませんが、それはもちろん誤解です。こうした事例から、どのような示唆を得ることができるか、何かの機会に考えてみたいと思います。…

昨日の全学FD/SDに参加しての短い備忘録的感想である。 先日の話題に関連して言うと、大学や大学院における「見える教育」の必要性が強く主張されていたことになる。しかし、その実現可能性は資源や文化の点で困難だろう。資源は何とか調達できるかもしれな…

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001106140001 大学で各科目の履修者に与えられる「単位」が、「質」を問われる時代になってきた。各科目の成績に応じて軽重をつけ、取得した単位の質を数値化する「GPA」が一定値以上であることを卒業要…

京都系教育学会*1を終えて、一橋のGPAに関する議論を横目で見ている。そこで、GPA推進論者に共通する傾向が漠然と見えてきたような気がしている。 どうも、自律的な強い学生像を前提に置いているようだ。たとえば、ある官僚は自身の学生時代の経験―伝統的にG…

一橋大学2010年度第2回全学FDシンポジウム「教育プロジェクト成果報告会」が開催されます。 日時・場所 2011年1月19日(水)15:15〜17:15 東1号館3階 1304番教室 詳細については、下記のウェブサイトをご覧下さい。 http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~rdche/mod…

Twitterを眺めていると、時おり面白い応答がされていることがある。 どこかの大学の職員さん 「成績は、相対評価と絶対評価があります。GPAを導入する場合、相対評価にするのでしょうか?」 某省庁で働いている、GPAに思い入れがあるという係長さん 「素点で…