- 作者: 山田礼子
- 出版社/メーカー: 玉川大学出版部
- 発売日: 2012/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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現在、大学生が身につけるべき能力・技能として明示されている、「問題発見力」「課題解決力」「協働できる力」「倫理性」「他の文化を理解でき受け入れる力」「世界の人々とコミュニケートできる力」等は、多くの国々の実に覆うの高等教育機関が学習成果目標として提示している力やスキルである。その意味では、これらは、グローバル化した21世紀の社会で国境を越えて求められる「普遍的な技能」と位置づけられる。
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ジェネリック・スキルの必要性の主張についてはこれまで通りである。私としては、むしろ、どうして、わざわざ他者と「入れ替え可能」であるような人材になるためのスキルを身につけることを目指すのか、簡単には「入れ替え可能」とされないような人材になるための独自のスキルを検討しないのか、を問いたいところである。