2011-01-01から1年間の記事一覧

大連周水子国際空港

早稲田リアル熟議の企画メンバーのみなさんへ 某コミュニーション・サービス上で捕捉されてしまったようなので、また、某研究会でいなばさんにお会いするたびにいじられて(?)それはこの問題についてのコメントを止めるなという示唆に感じられてしまうので…

Notice for independent seminar "Strange things about Universities in Japan" It is often said that it is necessary to internationalize universities. Even Hitotsubashi is placing importance on having it's students become world-class professi…

自主ゼミのお知らせ―ここがヘンだよ日本の大学 大学の「国際化」が必要であるといわれています。一橋大学もまた、「世界で通用する多様な人材を育成するため、学部・大学院を通じて学生の国際交流を推進する」ことを重要な課題としています。そこで、学生の…

自主ゼミのお知らせ

週末の研究会に向けての予習を進めている。指定された課題図書のほか、関連のありそうなものを仕込んでおく。社会政策の社会学―ネオリベラリズムの彼方へ (シリーズ・現代の福祉国家)作者: 武川正吾出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2009/09メディア:…

PDCAサイクル、3つの誤読―サイクル過程でないコミュニケーション過程による評価活動の提案に向けて (シリーズ「大学評価を考える」)作者: シリーズ「大学評価を考える」第4巻編集委員会出版社/メーカー: 大学評価学会発売日: 2011/07メディア: 単行本購入: 5…

ビジネスとしての高等教育―営利大学の勃興作者: デビッド・W.ブレネマン,サラ・E.ターナー,ブライアンパッサー,David W. Breneman,Sarah E. Turner,Brian Pusser,田部井潤,渡部晃正,栗栖淳,遠藤克弥出版社/メーカー: 出版研発売日: 2011/06メディア: 単行本 …

8月2日(火)、3日(水)の両日に行なわれました「平成23年度全国大学教育研究センター等協議会」にお越し下さいまして、ありがとうございました。とりわけ、ご発表頂きましたメンバー校代表の方々には厚く御礼申し上げます。分科会方式―共通教育運営型、学…

http://www.rdche.hit-u.ac.jp/~gp22/event.html 本日は、「一橋大学公開シンポジウム:文部科学省大学教育推進プログラム『単位実質化マキシマムモデルの実践と普及―評価、教育、支援をつなぐカタリストとしてのIR』中間報告会」にお集まり下さいまして、…

リスク化する日本社会――ウルリッヒ・ベックとの対話作者: ウルリッヒ・ベック,鈴木宗徳,伊藤美登里出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/07/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る http://www.iw…

OECDの国際成人力調査(PIAAC: Programme for the International Assessment of Adult Competencie)が始まるらしい。完全に失念していた。http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-pamph.html成人力とは、「知識をどの程度持っているかで…

「若者の現在」政治作者: 小谷敏,土井隆義,芳賀学,浅野智彦出版社/メーカー: 日本図書センター発売日: 2011/05/14メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る教養ゼミナールで、栗原彬「21世紀の『やさしさのゆくえ』…

教養ゼミナール(2011夏、金4)において、若者文化について研究してきました。しかし、まだまだ検討の余地が残されています。そこで、自主ゼミを実施して、ラノベやコミックを通じて若者文化のありようについて考えたいと思います。一橋生であれば、教養ゼミ…

自主ゼミのお知らせ

知人がある大学のキャンパス内で、その同僚から「そういう(権威ある人びとの意に沿わない)ことを言うと刺されますよ」と言われたとこぼしていた。それは脅迫であるのだから抗議するべきだと忠告したのだが、果たしてどうなっただろうか。 ここでも「刺され…

階級・ジェンダー・再生産―現代資本主義社会の存続メカニズム (武蔵大学研究叢書)作者: 橋本健二出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2003/08メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見る第2部「ジェンダーと家父長制の再生産」 ジェンダ…

教育社会学研究 第88集 特集:幼児教育の社会学作者: 日本教育社会学会編集委員会出版社/メーカー: 東洋館出版社発売日: 2011/07メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見る最近、東日本大震災に関連したハラスメントを受ける。自分と…

成長と冷戦への問い (高度成長の時代 3)作者: 大門正克,岡田知弘,佐藤隆,大槻奈巳,進藤兵出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2011/03メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る収められた論文のなかで、教育運動に関するものはやはり…

監査社会作者: マイケルパワー,Michael Power,国部克彦,堀口真司出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2003/05メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る質保証の勉強の続きである。 監査は会計の世界だけでなく、社会のあらゆる…

高等教育質保証の国際比較作者: 羽田貴史,杉本和弘,米澤彰純出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2010/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る質保証について復習する。といっても、あいかわらず質の意味をなかなか掴むことができず…

一橋寮の件について、私は断片的な情報しか持っていません。したがって、参考になるかどうかはわかりませんが、最近私の「教養ゼミナール」で学んだことを挙げておきます。 男男間暴力には、「言葉による暴力」、「身体的暴力」、「心理的暴力」、「性的暴力…

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000001106140001 大学で各科目の履修者に与えられる「単位」が、「質」を問われる時代になってきた。各科目の成績に応じて軽重をつけ、取得した単位の質を数値化する「GPA」が一定値以上であることを卒業要…

「就社」社会の誕生 ?ホワイトカラーからブルーカラーへ?作者: 菅山真次出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2011/01/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (11件) を見る予習を開始する。まだ、第1章までしか読めていない…

京都系教育学会*1を終えて、一橋のGPAに関する議論を横目で見ている。そこで、GPA推進論者に共通する傾向が漠然と見えてきたような気がしている。 どうも、自律的な強い学生像を前提に置いているようだ。たとえば、ある官僚は自身の学生時代の経験―伝統的にG…

先週の広島系学会(?)に続いて、今日は京都系学会(?)であった。 今日も拙い報告をさせて頂いた。頂戴したコメントは4つである。第1に、ある大学において「ひとりランチ『問題』」は昼休みのセミナー開催によって一定程度解消された、という報告である。…

教養ゼミ(金曜4限)の土曜振替授業日の文献について、学生の皆さんから提案を頂きました。それは昔の日本の学生像を知りたいという意見であって、担当教員も強い関心を持っています。ここでは、皆さんの親世代が学生であった1980年前後、または、学生像につ…

漂流する発達障害の若者たち―開かれたセイフティーネット社会を作者: 高森明出版社/メーカー: ぶどう社発売日: 2010/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (3件) を見る 表面的には集団の中で適応的な行動をとれるようになっては…

http://www.nitosha.net/stage/index.htm 「歌わせたい男たち」の再演が待ち遠しい。 それはともかく、朝日、産経ともに agenda-setting が「思想・良心の自由」となることに奇妙な感慨を覚える。概説 教育行政学作者: 平原春好出版社/メーカー: 東京大学出…

今週末の某学会、私は自由研究発表のサブタイトルを入れることを忘れてしまっていた。これでは、発表内容のあらましがまったくわからない。そこで、以下、配布される予定の要旨集の一部を抜粋しておく。 ビジネス・スクールにおけるケース・メソッドに関する…