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朝、日経を開いてすぐに目が覚めた。1面の「春に入学、授業は秋から―一橋大が独自案検討」の記事を読んでのことである。

一橋大では現行でも、4年生の前期には大半の学生が卒業に必要な単位をほぼ取得…

アカン、言うてもうてるやん。この慣行を維持したままの制度改革は「単位制度の実質化」政策を無視するというメッセージになることに気付いているのだろうか。144単位を4年間で取得―実質的には32ヶ月間(4ヶ月×8ゼメスター)―するという無理のある慣行に対して、「実質化」論は異議を唱えるものであった。今回の独自案は同じく144単位を30ヶ月間で取得させようとするものである。ますます無理が強まるのである。
そこで、卒業要件の144単位を120単位に縮減する、KODAIRA祭の廃止・一橋祭の短縮という構想が再び出てくるだろう。しかし、単位数の縮減はインテグレーション時の課題を思い出させるものである。どこそこの大学のように軋轢に嫌気が差して優秀な教職員が退職する、学内行政の好きな教職員が居残る、どこそこの国のように履修者が少ない講義科目はパージされる、マスプロ講義が増加する(CAPの単位数を維持する場合)、自由に選択できる講義科目は減少する、などという残念な結果にならなければよいけれども…。任期付き教員は削減でしょう。学生の皆さん、さようなら。それよりも、学生の皆さんにとって切実な課題であるのは、学修時間の確保という理由のために課外活動に制限が加えられる可能性についてである。とりわけ、コダ祭は狙われるでしょうから対策を練ったほうが良いでしょう。