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atプラス 05

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授業でギデンズに言及していたら、学生の皆さんからニコ動やツイッターは事例として面白いのではないかという感想を頂いた。その場ではうまく応答できなかったのだが、積読を探してみると、どうやら濱野論文を読んでいたらしいことがわかった。次々に開発されるコミュニケーション・テクノロジーを社会学の枠組みで説明していく研究について、どうも苦手で食わず嫌いであったのかもしれない―そうした対象は、経営学から見た方が面白いだろう、と。学生の皆さんから教わった視点であって、大切にしたい。
岩根論文は、ある世代の研究者が生活クラブ生協やワーカーズ・コレクティブに対して親近感を持つか、あるいは、反感を持つか、その理由を明らかにしてくれる。私が生協の話しを持ち出すと、とたんに難しい顔になった複数の研究者を思い出すのである―論文中にある関西における「ややこしい」のニュアンスが読み手に伝わるかどうか。