Twitterを眺めていると、時おり面白い応答がされていることがある。



どこかの大学の職員さん
「成績は、相対評価絶対評価があります。GPAを導入する場合、相対評価にするのでしょうか?」
某省庁で働いている、GPAに思い入れがあるという係長さん
「素点で100点満点とします。基準の60点を超えた学生については、S、A、B、Cを、2割、3割、3割、2割で相対評価、というのはどうでしょうか。」



このやり取りの後、一橋のGPAの説明文書へのリンクが貼られている。この文書をどうぞよくご覧頂きたい。問題は大いにあるとはいえ、いくらなんでもそんな乱暴な仕組みではないことをご理解頂けるだろう。合わせて、教育評価論の文献をぜひお読み頂ければとも思うのである。
ところで、係長さんがよく参照するICUであっても、10点刻みの評点を5段階の評語に置き換える操作を行っている。この操作に違和感を覚えないのか、とても聞いてみたい。