sakuranomori.hatenablog.com
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主に学部1年生を対象とするゼミナール形式の講義(一般的には「初年次ゼミ」のような名称によって各大学で開講されている授業)でのアンケートの結果の一部を紹介します。履修者40人中、24人から回答の協力を得ることになりました。回答者の皆さま、ご協力ありがとうございました。
Q2-1 あなたはこのゼミの学習に対して積極的に取り組みましたか。
とてもそう思う 75.0%
ややそう思う 25.0%
あまりそう思わない 0.0%
まったくそう思わない 0.0%
Q2-2 あなたはこのゼミのアクティビティに対して積極的に取り組みましたか。
とてもそう思う 83.3%
ややそう思う 16.7%
あまりそう思わない 0.0%
まったくそう思わない 0.0%
Q3 あなたはこのゼミの開講形式としてどちらが望ましいですか。
「教室での対面授業」形式が望ましい 79.2%
どちらかといえば「教室での対面授業」形式が望ましい 12.5%
どちらかといえば「リアルタイムのオンライン授業」形式が望ましい 0.0%
「リアルタイムのオンライン授業」形式が望ましい 4.2%
Q4 来年度以降に受講する後輩のために、このゼミで学習するコツを自由にお書きください。
- 周りの目を気にせず、考えたことや疑問を言うことが大切。話し合いができずに雑談で終わると考察やレポートで苦しむことになるから、聞きたいことは躊躇わず聞く。初対面でうまく話せなくて黙っている人が多いから、どんどん動くこと。
- 自分がレジュメを書く番になったら早めの段階で読み始めることをお勧めします。時間がかかるのはもちろんですが、なるべく議論しやすい疑問点や論点を考えることで話し合いが活発になるのでその章についての理解を深めることが大切です。また私はこの講義をとっている友達が最初いなかったのですが、この講義を通して友達ができました。自分から積極的に話しかけたり色々な話題をふることで発見できることが多くあると思います。毎回の授業で話し合いの場を設けてくれるので、その時間を無駄にしないでほしいです。
- 教科書をよく読みながら、疑問に思ったことや気がついたことがあったら、どんなに細かいことだとしても自分で考えてみること。
- ディスカッションをする中で、自分の意見をコロコロ変えないことが重要。
- 自分が生きていて素直に思うことをぶつけた方が議論は活発に進む。
- 考察はすぐに終わらせるのが一番いい。
- このゼミで学習する為のコツは、「疑問を持つこと」だと思います。何故なら、疑問を持った分だけより自分の考えを深める事が出来ると考えるからです。例えばレジュメを作成する際に質問を考えるのは勿論のこと、私は講義内でのディスカッションを通して思いついた質問や考え方をすぐにメモするようにしていました。ディスカッション活動を通して学べる事は多くあります。他の人の意見を聴く事で新たな学びや発見が出来たり、また新たな疑問が湧いたり、そこから更に若者について考察していく等、思考を繋げていく過程を感じる事が出来るようになっていく所が、この講義の魅力の1つであると思います。また、考え方を深める為の過程として必要である、自分の考えや新しく学んだことを纏めたり、言語化したりする為の場として毎週の考察が非常に役に立ちました。
- この講義は普段の会話では言いにくいような常識を疑う発言や、突拍子もない発言ができる場でした。現代の社会や若者が持っている常識のうち、日ごろ疑問に思っていることがあれば、是非この機会に他の学生に質問してみてください。みんな割と真面目に答えてくれると思います。また、人によってはこの講義を修了することで、様々な意見を知り視野が広がると思います。
- 同じグループのメンバーとしっかり意見を交換することが大切だと思いました。周りの意見を取り入れることで見解が広がるため、考察のしがいがありました。実際に対面で話すことでコミュニケーションを取ることの重要性を感じることができます。
- 自分の考えを持つことと、他の学生の意見も聞くことを大切にして参加するといいと思います。ほかの学生の意見のなかには、自分では思いつかなかった考えがあるので、講義中にメモしながら参加すると、レポートが書きやすいと思います。
- 疑問に思うことがあったらとりあえず質問してみる。
- しっかりと教科書を読むことで話し合いがより盛り上がるので、教科書を読み込むことが大切だと思います。
- 毎回の講義の前に1人のレポーターがアップロードするレジュメは目を通しておいた方が良いと思います。また、レジュメや議事録は班のメンバーのために早めにアップロードすべきだと感じます。
- 間違っているかなどを恐れずに、自分の意見をしっかりと述べられるようにすると良いです。また、周りの学生が自分とは違う意見を発表しても、批判せずに受け入れて考えてみるべきです。私はこの講義を履修して、積極的に意見を述べられるようになったし、毎週の考察や最終ゼミ論の作成を経て、文章を書く能力も格段に上がったと感じています。皆さんもぜひこの講義を受講してみてください。
- 人と意見が違うことを恐れず、互いに自分の考えていることを話し合うとよい。
ところで、このゼミナールで採用されている反転学習の場合(予習+講義時間中の小グループでのディスカッションセッション+考察の入力による復習)という教育・学習方法の場合、ゼミナール形式といえども100人、200人でも開講が可能である(以前の勤務先では400名超で同様のことを実施していた)。一人で沈思黙考する学習も重要であるのと同時に、同じ空間で複数の小グループがワイワイガヤガヤ学ぶことにも意義があるだろう。