久しぶりの更新である。
11月に 全学共通教育科目「現代若者論」 (通称げんわか)において知的書評合戦ビブリオバトルを実施した。持ち寄る本は大学生・若者をテーマにしていること、コミックは不可という限定をかけたものの、それ以外はルールどおりに、(1) 順番に一人5分間で本を紹介、(2) 参加者全員でディスカッションを3分間行う、(3) すべての発表が終了した後にチャンプ本を決めた。約300人の出席者を6人毎のグループに分けて、それぞれのグループでチャンプ本を決めることにした。以下、ジャンル別チャンプ本の紹介である。【】内の数字はチャンプ本として選んだグループの数を意味する。皆さまご覧のうえ感想を!私は「大学でいかに学ぶか(増田四郎)」が挙がっていたことに驚いた次第である。



■ 小説
【4】四畳半神話体系
【3】何者
【2】砂漠(伊坂幸太郎
【1】4TEENネバーランド恩田陸)、夜行観覧車、永遠のゼロ、桐島,部活やめるってよ、イニシエーション・ラブ乾くるみ)、登攀(小尾十三)、アヒルと鴨のコインロッカー、東京難民、ノルウェイの森、蝶のゆくえ(橋本治)、カラフル、うつくしい子ども(石田衣良)、ルームメイト(今邑彩)、横道世之介世界から猫が消えたなら夜は短し歩けよ乙女、ツナグ、若きウェルテルの悩み、新釈走れメロス森見登美彦)、陰日向に咲く、格闘する者に○、お目出たき人、「また、必ず会おう」と誰もが言った
■ 新書
【3】友だち地獄、さとり世代
【2】バカ学生に誰がした?、教室内カースト
【1】ウェブで政治を動かす!、「意識高い系」という病、アホ大学のバカ学生、ケータイを持ったサル、若者の取扱説明書、大学でいかに学ぶか、腐女子化する世界、友だち幻想、オタクの息子に悩んでます、若者の法則、女子読みのススメ、勝ち続ける意志力、ドイツ戦没学生の手紙、近頃の若者はなぜダメなのか
■ エッセイ、学術書
【3】20歳のときに知っておきたかったこと
【2】絶望の国の幸福な若者たち
【1】僕に踏まれた町と僕が踏まれた町、一歩を越える勇気、なぜ日本の若者は自立できないのか、なぜ日本の大学生は世界でいちばん勉強しないのか?、君の年にあの偉人は何を語ったか、キャリアデザイン入門(大久保幸夫)、ウケる技術、若者文化をどうみるか?、平成オトコ塾、食える数学、若者言葉に耳をすませば