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大学の教務Q&A (高等教育シリーズ)

大学の教務Q&A (高等教育シリーズ)

知らないことが多く、とても勉強になった。こうした実務上の知識本は1987年の『大学運営必携』以来、発刊されていないとのことである。この本にしてもティップス先生にしても、名古屋大学の高等教育研究センターの仕事は常に目線を「現場」に置いている。手本にするべき大学改革のあり方である。以下、掲載例である。結構答えに困るのではないだろうか。

Q3 同一大学内であれば研究科が違う場合も修士課程から博士課程へ進むときは進学と考えてよいでしょうか。
Q5 男女共学の大学において女性の入学枠を設けることはできますか。
Q19 学生がインターネットで指導を行う他の大学にも在籍していることが判明しました。本学と他の大学の二重在籍を認めてよいでしょうか。
Q26 90分の授業を大学設置基準における2時間の学修とする根拠はどこにありますか。
Q29 日本のシラバスはアメリカのシラバスと違うと聞きましたが、何が違うのでしょか。
Q44 休学中に他大学で修得した単位を認定することができますか。
Q74 外国人留学生は定員内として扱うべきでしょうか、それとも定員外として扱うべきでしょうか。
Q75 留学生と外国人学生の違いについて教えてください。
Q94 学生の成績を保護者に通知することを検討していますが、通知する際に留意すべきことを教えてください。



野中郁次郎流の理解でいえば、暗黙知形式知に置き換えてみたということになる。そのうえで、教務に関する形式知が再び暗黙知になる過程にどのようなメカニズムがあるのか、研究課題の一つとして成立しそうだ。