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グローバル化・社会変動と教育〈1〉市場と労働の教育社会学

グローバル化・社会変動と教育〈1〉市場と労働の教育社会学

グローバル化・社会変動と教育〈2〉文化と不平等の教育社会学

グローバル化・社会変動と教育〈2〉文化と不平等の教育社会学

日本大学広田照幸先生から送って頂きました。ありがとうございます。発売直後に自ら購入していた同じ書籍については、若手の方に差し上げることにします。
じっくり読もうと思っています。そのため、まだ1巻の「序 教育の展望―個人化・グローバル化・社会変動」(H.ローダー、Ph.ブラウン、J.A.ディラボー、A.H.ハルゼー/吉田文・広田照幸本田由紀訳)、「6 学生のエンパワメントか学習の崩壊か?―高等教育における学生消費者主義のインパクトに関する研究課題」(R.ネイドゥ、I.ジャーミソン/橋本鉱市訳)しか読むことができていません。しかし、この「序」だけでもかなりの勉強になりました。大学院生の頃、教育社会学の「見取り図」を描くことに苦労していました。解説に掲載されている過去のリーディングスも読んでいたのですが、それぞれの時代の文脈を理解していなかったため、なかなか「わかった」という感覚を得ることができませんでした。当時、この「序」を読むことができていれば、それぞれ別々に読んでいた社会学、教育社会学の「大家」の位置付けがわかってよかっただろう、という印象を持ちました。本格的に教育社会学を勉強したい学生は、かならず読むべきでしょう。「6」ではブルデューの「界(シャン)」が引用されています。この概念については、かつてからひっかかりを感じていたところです。おそらく類似概念は多数あるにもかかわらず、どうしてこれが持ち出されるのか、訳者と議論してみたいです(笑。また、日本ではまだまだ消費者主義の観点による分析が遅れているかもしれません。やはり、私が行なわなければならないのか、と曖昧かつ漠然とした問題意識を持ちました。