教育 2012年 05月号 [雑誌]

教育 2012年 05月号 [雑誌]

いろいろな研究者が本格的な日教組研究に取り組み始めていると聞いている。あわせて、教科研についても検討しなければならないはずなのであるが、誰が行うべきか、私か…?。
まだ詳細は公表されていないようであるが、次のシンポジウムは楽しみである―もちろん、60周年とは教科研の戦後「再建」以降のことである。これからも運動がんばろう、えいえいおー、にとどまらないで、また、「戦後教育学」という言葉に対してそこに揶揄を読み取って顔を赤らめて怒り出すようなことはしないで―ある学会では『「戦後教育学」などというまとめ方は不当だ、「教育学」に対する批判も不当だ』と激しい剣幕を見せていた教育学者がいた―、慎重かつ冷静に歴史が語られることを期待している。

詳しくは来月の本誌およびホームページなどでお知らせしますが、60周年記念シンポジウムの概要は以下のとおりですので、ぜひご参加くださるようお願いします。
6月30日午後1時から5時までシンポジウムを法政大学で行います。テーマを「戦後教育学と教科研」として、戦後教科研が何を課題とし、日本の教育学のなかでどのような意味をもっていたのかを確認し、今日の情勢のなかで何を課題にするべきなのかを、重層的・歴史的に検討します。
INFORMATION(126頁)より

運動論の構築という課題は昔から指摘されてきたことである。いつになったらそれは解決されるのか、すでに構築された運動論は成功したといえるのか、あるいは、そもそもそうした認識枠組みの妥当性を問う必要はないのか、関心は尽きないのである。
最後の「教育月報」、大阪府大阪市に関するトピックが多すぎである…。