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自主ゼミを開催します。テーマは「2011年一橋リアル熟議の再検討」です。一橋生であれば誰でも参加できます。ラノベについては、別の機会とさせて下さい。
同リアル熟議では、「大学教員、学生、OBOGの3つの立場それぞれが自身の役割を再認識し、よりよい大学教育の在り方を模索する契機になること」、「リアル熟議史上初めての試みとなる、大学ごとの個別具体的な熟議を行うことで、全国の大学に、大学ごとのリアル熟議を広めるモデルケースにすること」が目的とされていました。また、「実体験から一橋大の問題意識・理想像を抽出」、「それぞれの立場から改革案・改善点を検討(Wishlist策定/ビジョンの検討/分野別のsolution等々)」も予定されていました。私は1年間、これらが成功したのかどうか企画グループじしんによる検討を待っていました。しかしながら、文部科学省の熟議のサイトに簡単な「実施報告」―写真、議事概要、アンケート結果のグラフ―が掲載されているだけで、いまだ本格的な検討は公開されていません。ネットで見かけるものは、次のまったく関係のない学生さんのブログくらいです。
http://d.hatena.ne.jp/zhe0169/20110222/
こうした営為を「やりっ放し」にしていいのか、というのが私の問題意識です。ほんらいならば、私ではなく企画グループじしんが行なわなければならない作業のはずです。Wishlistや分野別のsolutionは待望されていないのでしょうか。あるいは、知的財産法のような先端的な分野について新規に講義を開設するためにはどのような手続きが適切なのでしょうか。その後に出てきたいわば被災地貧困ビジネスの提案などを見ていて、とても危うい印象を持っています。「自身の役割を再認識」することに成功したのか、そもそもそれはリアル熟議によって可能なのか、などについて考えてみたいと思います。当日は、私が記録していたフィールドメモ(要するに、ネット上の言説を集めたもの)を参考にしつつ、さらに、事前に読んできていただく文献の感想を通じて、私たちの自己認識やお祭りのようなイベントについて考察してみます。次の文献を各自入手のうえ読んできてください。

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

一橋リアル熟議にまったく関心がなくても、こうした現代的な社会学に興味のある学生さん、学生団体の立ち上げに苦労している学生さんの参加も歓迎します。


日時:2月17日(金)4限
場所:二宮祐研究室(大学教育研究開発センター)