資本主義の多様性―比較優位の制度的基礎

資本主義の多様性―比較優位の制度的基礎

講義のために復習する。
ボローニャプロセスについては、いまだにあまり勉強できていないのだが、資本主義の類型論のようなテーマを挟み込む必要性を強く感じている。

  • 在職期間と大学学位との間に負の相関 

→ まあ、そうだろう。

  • アメリカにおける大学教育は、不安定な労働市場に対する唯一効果的な保険だと広く考えられている 

→ 保険ですか…。

→ もう少し説明がほしい。

  • どの訓練システムも全範囲の技能を生み出すが、企業特殊的技能、産業特殊的技能、職業特殊的技能あるいは一般的技能のいずれに重点を置くかによって、それぞれのシステムが大まかに特徴づけられる/在職期間の短さは、一般的技能の存在を示す肯定的な尺度であるかもしれない 

→ 教育学者がいう一般的技能と、政治経済学者がいう一般的技能、重なりとズレがありそうだ*1。面倒だけれども、整理する必要はある。

*1:学生のいわば「コミュ力万能」幻想、どうにかならないか。