1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景

1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景

週末を利用して読み進めている。やっと上巻を読了する。これまで学生運動に関する研究や民青・各セクトの当事者による顛末期を読んでいて、抱えている課題が時期毎、大学毎に異なっているはずなのに、十把一絡げに論じられることに不満を持っていた。しかし、学術的な文章というよりは、あくまで「読み物」としてという条件付きで、丁寧な筆の運びにその不満は解消されたような気がする。
これから下巻に進む。