改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために
- 作者: 平木典子
- 出版社/メーカー: 金子書房
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: 単行本
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そして、意地悪な見方として。職場における導入は、必ずしも予定調和的に上手くいくわけではないだろう。感情労働の一つのあり方でもあるわけだから、かえって心の疲労をもたらすことはないだろうか(慣れてしまえば、直接的には感じなくなりそうなところも感情労働そのものだ)。また、新たなコミュニケーションのあり方に対する否定的な反応も多いだろう。もちろん、筆者は日本のコミュニケーションにも目を配っているのだが、もう少しハイ・コンテクストな場面でのアサーティブの意義を説明してほしいと思うのである。