ビリケンを日本古来の縁起物の一種と思いこんでいる人」、その指摘の通り、日本古来のものだ思い込んでいた。飛田新地スーパー玉出の方に関心が強いので(もちろん、学術的関心である)、新世界へ足を運ぶことはあまりないのだが、街中のビリケンの存在は頭にひっかかっていた。
類書(子ども向け教養雑誌研究)は、ごく一部の裕福な家庭の(発見された)「子ども」に焦点を合わせることが多い。そうした華やかな消費生活とは無縁の現実を生きた「子ども」に対しての目配りは、大変重要であると思った。