政策過程

研究プロジェクトのウェブサイト

大学における新しい専門職に関する研究科研のプロジェクトのサイトをつくりました。研究成果等の発信を行う予定です。 「第三の領域」についてどちらかというと研究者の立場からみているという限界があるので、職員からみたそれについては不十分であることが…

先日、科研費基盤研究(C)が採択されたという通知を頂きました。タイトルは「高等教育新興プロフェッションの養成メカニズムに関する実証的研究」で、研究期間は平成28年度から平成31年度までの4年間を予定しております。 研究目的は次の通りです。 本研究…

高等教育の社会学 (高等教育シリーズ)作者: 伊藤彰浩,橋本鉱市,阿曽沼明裕,パトリシア・J・ガンポート出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 2015/07/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 第10章 高等教育政策研究のための社会学的枠組み…

信州大学学術研究院総合人間科学系の荒井英治郎先生(教育行政学)より、日本学術振興会科学研究費助成事業成果報告書 「戦後教育行政資料目録」 「教育政策オーラル・ヒストリー 辻村哲夫(元文部省初等中等教育局長)」 「教育政策オーラル・ヒストリー 菱…

韓国型ロースクールの誕生―法曹養成にみる高等教育と政治体制作者: 朴炫貞出版社/メーカー: 大学教育出版発売日: 2014/12/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る本書は数年前に東京大学大学院教育学研究科に提出された博士論文を修正したものである…

文部科学省「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議」の配付資料をいまさら眺めている。以下、気付いたことをメモ程度に。http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/attach/1353679.htmよくまとまっていて勉強…

複数の重要な論点が提起されている。そのうち、何が議論の焦点になっていることを整理するために教育社会学理論を思い出してみたい。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110009536399 本田伊克、2012、「教育の知識論的・文化階層論的基盤:『教育社会学的教育学改』…

久しぶりに政策過程のタグを使う。地方分権と教育行政: 少人数学級編制の政策過程作者: 青木栄一出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2013/06/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る私の研究領域に関係する部分だけに絞っても論点は多岐にわた…

『教育政策オーラル・ヒストリー 教育改革と文部科学省』 『教育政策オーラル・ヒストリー 教育改革と教育団体・マスメディア』 (『政権交代に伴う教育政策過程・内容の変容に関する実証的研究』成果報告書―平成24年度〜平成27年度科学研究費助成事業若手研…

大学のカリキュラムマネジメント―理論と実際作者: 中留武昭出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2012/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る政策史や認証評価についての勉強にはなる。しかし、タイトルにあるような大学におけるカリキュラム理論…

社会運動の戸惑い: フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動作者: 山口智美,斉藤正美,荻上チキ出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2012/10/31メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 332回この商品を含むブログ (34件) を見る政策過程論として読むと同…

各種メディアで大学の数、学生の数について発言している方ならば答えられるでしょう。 〈クイズ〉 毎年、文部科学省(旧・文部省)学校基本調査報告書は学問分野毎の卒業者数を掲載しています。学問分野を「商学経済学」に限定した場合、卒業者数が最も多か…

「大学教育批判のウソ」とか「文部科学大臣批判のウソ」いう新書を書くと売れるのだろうか。「なんとかのウソ」は先日言及した「水面下ではいろいろ動いているのよ」と同じように、あることがらについて特権的に情報を持っているのだとして自らの虚栄心を満…

教育・学生担当副学長選考〈参考投票〉が近付いている。2000年4月26日「副学長選考に関する確認書」に基づくものである。かつての学生部長に相当することから、教育・学生担当のみに対して〈参考投票〉が実施される。 この〈参考投票〉の意味を理解するため…

時事問題に関して「脊髄反射」(?)的にコメントするのはとても恥ずかしい。ジャーナリストではないのでなるべく控えている。しかし、研究に大きく関与することなので一言だけ。 田中眞紀子文部科学大臣が大学設置・学校法人審議会の答申を覆して大学設置を…

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1325047.htm 中央教育審議会答申(2012.8.28)「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて〜生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ〜」を読んでいる。具体的な改革方策につ…

日本の介護システム――政策決定過程と現場ニーズの分析作者: 結城康博出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/06/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (3件) を見る政策決定過程の勉強をしていたつもりだったのだが―政策決定過程…

日銀の政策形成 ―「議事録」等にみる、政策判断の動機と整合性作者: 梅田雅信出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/03/18メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログを見るかつてある議事録の分析を試みたことがある。しかし、どうも徒手…

橋本鉱市、2011、「高等教育懇談会による『昭和50年代前期計画』の審議過程:抑制政策のロジック・アクター・構造」『東京大学大学院教育学研究科研究紀要』51 荒井英治郎、2011、「教育法制研究の課題と方法:静態的法制研究から動態的法制研究へ」『教職研…

出張を終えて帰宅。まとまった時間を取ることができず、年度末になってしまった。 印象深いできごとは2点あった。1つは、ある大学図書館のコピー機の利用料金の支払い方法がEdyに限定されていたことである。いつものように用意していた3,000円分の硬貨、数枚…

大阪維新の会「教育基本条例案」何が問題か?作者: 市川昭午出版社/メーカー: 教育開発研究所発売日: 2011/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (6件) を見る 地方教育行政において条例内容を評価する基準としては、一般に「必要…

朝、日経を開いてすぐに目が覚めた。1面の「春に入学、授業は秋から―一橋大が独自案検討」の記事を読んでのことである。 一橋大では現行でも、4年生の前期には大半の学生が卒業に必要な単位をほぼ取得… アカン、言うてもうてるやん。この慣行を維持したまま…

表題は中央教育審議会大学分科会会長の言葉である。 2月13日の中央教育審議会大学分科会大学教育部会第9回に関する新聞報道を見て、私なりに論点を整理しておかなければならないと感じている。何としてでも学習成果をテストしたいという強い意向の理由は委員…

23日は広島大学で文献調査をしていた。しかし、「大学教育質向上推進事業(大学教育・学生支援推進事業)」の打ち切りがとても悔しくて、ほとんど集中することができなかった。 文部科学省メールマガジン「大学改革GPナビ−Good Practice−(第108号)」を抜粋…

十分に検討して書き込む時間がほとんどないので、とりあえずの印象論とメモ。財務省の厳しい指摘の一方で、結論の「方向性」は従来の政策方針を根本的に変えるようなものはないようだ。とりわけ、論点5の「方向性」についての感想は、「期待される人間像」…

先日、自らの「地味な」科研(自らは「一人親方科研」と呼称している)の調査のために関東近郊の私立大学を訪問した。史資料を読み進めていると、「古田会長の機嫌をとってきた」、「土地の取得に手間取った」、「あの大学開設屋がまた東日本に戻ってきた」…

http://www.nitosha.net/stage/index.htm 「歌わせたい男たち」の再演が待ち遠しい。 それはともかく、朝日、産経ともに agenda-setting が「思想・良心の自由」となることに奇妙な感慨を覚える。概説 教育行政学作者: 平原春好出版社/メーカー: 東京大学出…

今日の桜。 官僚や政治家によるツイッター上の発言について、政策過程研究としてそろそろ本格的に収集しておくべきなのだろうか。自分一人でやるのもいいし、あるいは、院生で関心のある方がいればご一緒に。 以下は、どこかの高橋係長の発言らしきもの。 【…

経営者・学生・文部科学省が就活問題解決の糸口を徹底議論~「就活熟議」「就活アンケート」キックオフ座談会を開催~:文部科学省 バーチャル熟議、リアル熟議は E. E. Schattschneider が言う「偏向の動員」の大掛かりな装置である。ある争点が取り上げら…

ある研究会のお手伝いのために、日本のMBAのカリキュラムについて考えている。ただカリキュラムを横に並べてもつまらないので、言わば「隠れたカリキュラム」に言及したく準備を進めているところである。私はかつて、あるMBAの担当教員に許可を頂いて授業に…