学生のみなさんへ

先ほど、私が担当する教養ゼミの抽選を終えました。約70名の方が履修希望届を提出されました。そのうち、4限22名、5限22名の方に受講を認めることにしました。9日(月)正午以降、所定の場所において確認して下さい。辞退の連絡は不要です。 履修を希望され…

立教大学2012年度前期「高等教育の歴史的展開(新座)」(担当者:兼任講師二宮祐)は4月11日(水)から始まります。時限は2限、教室はN313です。カリキュラム改革のために若干複雑なしくみになっていますが、学年にかかわらず受講できます―2011年度以前1年…

「学生生活の技法(木曜5限)」の履修を希望する場合、かならず第1回のオリエンテーションに出席して下さい。4月12日(木)5限、教室は310(西キャンパス第2講義棟3階)です。対人関係の技法やストレスへの対処といった学生生活に関するスキル、レポート…

みなさんが学期末に記入する「授業と学習に関するアンケート」の集計結果が教員へ返却されました。教員はこれをもとに反省を深めて、講義内容や方法の改善を検討します。みなさんは附属図書館や教務課などで閲覧することができます。とりいそぎ、「現代若者…

大学において就職をあっせんするセンター(キャリアセンターのような名前のところ)が、労働契約期間を5年とする求人を推奨することがあります。しかし、この求人は違法です。期間を定める労働契約の上限は3年です。 厚生労働省による説明(リンク先PDF) htt…

2012年度夏学期全学共通教育科目「教養ゼミナール」(金曜4限)について紹介します。 この「教養ゼミナール」では、一橋生になることとはどのような意味なのか考えたいと思います。大学入試への合格や、いわゆる「大学デビュー」が大学生になることの本質な…

2012年度夏学期全学共通教育科目「教育と社会」(金曜2限)の一部を担当する予定です―いわゆるリレー講義。第12回「企業内教育の歴史と現在」、第13回「専門職の養成」を受け持ちます。これらのテーマについては、伝統的に本学で呼称されてきた「<教育と社…

三商大 東京・大阪・神戸――日本のビジネス教育の源流作者: 橘木俊詔出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/02/23メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る大学史としては新しい知見があるわけではない。商学(経営学)の…

グローバル人材育成のための大学評価指標―大学はグローバル展開企業の要請に応えられるか作者: 徳永保,籾井圭子出版社/メーカー: 協同出版発売日: 2011/11メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 企業インタビューで、多くの責任…

朝、日経を開いてすぐに目が覚めた。1面の「春に入学、授業は秋から―一橋大が独自案検討」の記事を読んでのことである。 一橋大では現行でも、4年生の前期には大半の学生が卒業に必要な単位をほぼ取得… アカン、言うてもうてるやん。この慣行を維持したまま…

先ほど、新宿2丁目にある毎週水曜日だけのゲイバー「エフメゾさん」において、ホラー系ドラァグクイーンでライターのエスムラルダさんと来年度の講義について打合せをしてきました。エフメゾさん、エスムラルダさん、お世話になりました。 エフメゾさん http…

学生相談室主催の「コミュ力UP合宿inはちおうじ」がみなさんに良かれ悪しかれインパクトを与えているようです。「コミュ力」という概念の暴力性(?)をあらためて認識しました。ここで暴力性というのは、「おまえは『コミュ力』を持っていないからダメだ」…

近日中に学生相談室からも紹介があるかと思います。3月12日、13日に「コミュ力UP合宿inはちおうじ」という企画が実施されます。参加費、食費、宿泊費、交通費はすべて無料です。会場は八王子セミナーハウス、定員は40名です。ぜひご参加ください。私も参加…

自主ゼミを開催します。テーマは「2011年一橋リアル熟議の再検討」です。一橋生であれば誰でも参加できます。ラノベについては、別の機会とさせて下さい。 同リアル熟議では、「大学教員、学生、OBOGの3つの立場それぞれが自身の役割を再認識し、よりよい大…

学生の皆さんからよく頂く相談を紹介します。以下、私の10年前の経験談に基づく話しなのでけっして一般化できる内容ではないこと、私は社会なるものを機能的にではなく葛藤的に見る傾向があること、それらのバイアスがあることに注意してください。その相談…

立教大学2012年度春学期のシラバスを入稿しました。曜日、時限は未定ですが、とりいそぎの案内です。 全学共通教育カリキュラム(全カリ)総合教育科目 立教科目群(立教A) 高等教育の歴史的展開(新座) 現代の問題を理解するために歴史を学ぶ―ミネルヴァ…

先日の一橋の教務課、学生支援課(学支課)の話題に関与してしまったので(どういう関与をしたのかは講義でお話しました)、若干の後ろめたさを持っています。そこで、あらためてこの問題が繰り返される理由を書いておきます。 おそらく、多くの大学において…

毎年12月から2月にかけて、皆さんから、特に学部2年生から頂戴する質問にお答えします。「二宮先生のゼミに入りたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」ここで質問されているゼミとは、学部3、4年生が履修する「後期ゼミナール(演習)」のことを意味し…

http://tyamauch.exblog.jp/16835702/ 先日、兼松講堂で行われた「本音で語る!国際競争力のある人材」講演内容の記録が上げられていました。ご参考まで。 この数日のエントリでたびたび援用しているBourdieuを再び持ち出せば、象徴権力が作動しているという…

http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20111016 一橋大学社会学部のみなさんは必読です!!!。!をいくつつけても足りません。社会学部や全学共通教育科目のカリキュラムの特異性の理由の一端は、こうした歴史的経緯(学問的な経緯、組織的な経緯)によっ…

某GPA説明会で紹介しましたが、GPAを上げる方法の1つが上書き再履修制度の利用です。これは、過去に履修した科目を再度履修して、総履修登録単位数を増やさずに当該科目の成績評価を上書きする制度です。上書き再履修で取得した成績評価は、元履修の成績評価…

冬学期の全学共通教育科目「学生生活の技法」(木曜5限)の情報につきまして、予定どおり東1号館1階に掲示しました。履修希望者は確認して下さい。 なお、「学生生活の技法」とは別に、すべての学生の受講を認める「学生生活の技法エッセンシャルズ」を開講…

私は明日(10月5日)の某説明会に出席します。そこでは時間に限りがありますので、あらかじめCAP制について形式的な説明をしておきます。 みなさんに極めて不評のCAP制は、実は法令による裏付けがあります。大学に関する最低限度のきまりを定めた大学設置基…

冬学期の全学共通教育科目「学生生活の技法」(木曜5限)は、10月6日に第1回オリエンテーションを実施します。履修を希望する場合、かならず出席して下さい。教室は310(西キャンパス第2講義棟)です。講義は阿佐美雅弘、阿部仁、中島正雄、深野政之、そして…

冬学期の全学共通教育科目「現代若者論」(金曜4限)は、学年暦どおり9月30日に第1回オリエンテーションを実施します。履修を希望する場合、かならず出席して下さい。ネット上の情報、先輩の体験談はあまり役立ちません。「どんな講義でも、第1回オリエンテ…

早稲田リアル熟議の企画メンバーのみなさんへ 某コミュニーション・サービス上で捕捉されてしまったようなので、また、某研究会でいなばさんにお会いするたびにいじられて(?)それはこの問題についてのコメントを止めるなという示唆に感じられてしまうので…

Notice for independent seminar "Strange things about Universities in Japan" It is often said that it is necessary to internationalize universities. Even Hitotsubashi is placing importance on having it's students become world-class professi…

自主ゼミのお知らせ―ここがヘンだよ日本の大学 大学の「国際化」が必要であるといわれています。一橋大学もまた、「世界で通用する多様な人材を育成するため、学部・大学院を通じて学生の国際交流を推進する」ことを重要な課題としています。そこで、学生の…

教養ゼミナール(2011夏、金4)において、若者文化について研究してきました。しかし、まだまだ検討の余地が残されています。そこで、自主ゼミを実施して、ラノベやコミックを通じて若者文化のありようについて考えたいと思います。一橋生であれば、教養ゼミ…

一橋寮の件について、私は断片的な情報しか持っていません。したがって、参考になるかどうかはわかりませんが、最近私の「教養ゼミナール」で学んだことを挙げておきます。 男男間暴力には、「言葉による暴力」、「身体的暴力」、「心理的暴力」、「性的暴力…