大学と社会

ネオリベ化する公共圏作者: すが秀実,花咲政之輔出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2006/04/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (17件) を見るある会議のために出張した。 大学の「質保証」がテーマの一つであったのだが、FD…

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場作者: フィリップ・デルヴス・ブロートン,岩瀬大輔,吉澤康子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/05/21メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 73回この商品を含むブログ (34件) を見る政府ではなく企業が…

あるところから初年次教育に関する調査依頼が寄せられた。あまりにも居丈高な姿勢に驚いたことはさておき、気掛かりなことがある。 調査の趣旨に次のようなことが述べられている。 全体的に学生の大学への適応不全が起こっており、包括的な対応が強く求めら…

嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)作者: 北田暁大出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 202回この商品を含むブログ (326件) を見るなんクリのNOTE83によれば、「ショボイ男の子が乗り降りする駅…

先日、横浜国立大学のキャリア教育研究会に出席した。とても勉強になったとともに、ますます悩みを深めてしまった。 キャリア教育のある種の偏り―就職支援への特化は、むしろ些細な偏りであって―、つまり、キャリア教育の必要性が主張される背景への(意図的…

賃金とは何か―戦後日本の人事・賃金制度史 (オーラルヒストリー・シリーズ)作者: 楠田丘,石田光男出版社/メーカー: 中央経済社発売日: 2004/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る実務の世界ではあまりにも有名であるのに、学術の世界では扱…

キャリアラダーとは何か―アメリカにおける地域と企業の戦略転換作者: J.フィッツジェラルド,筒井美紀,阿部真大,居郷至伸出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/09/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (10件) を見る複数の気鋭…

日本的経営の系譜 (1963年) (マネジメント新書〈27〉)作者: 間宏出版社/メーカー: 日本能率協会発売日: 1963メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る改めて「日本的経営」とは何だったのかを確認するために、一橋大学附属図書館オンライン目録で「…

高等教育市場の国際化 (高等教育シリーズ)作者: 塚原修一出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 2008/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る「ではの守」について、先日触れたばかりである。しかし、「某国ではふつう(すなわち、某国の某…

先月、中教審諮問「中長期的な大学教育の在り方について」が出された。特に検討するべき課題として、 社会や学生からの多様なニーズに対応する大学制度及びその教育の在り方について グローバル化の進展の中での大学教育の在り方について 人口減少期における…

ある人材関連企業では、コミュニケーション力を略してコミュ力というらしい。このコミュ力、対人関係を円滑にするという意味では確かに必要な力であり、否定する必要はない。しかし、企業が個人に求める能力として挙げられる場合、事情はまったく異なったも…

かつて一橋大学には、小平分校という「分校」が存在した。日本の大学で分校という呼称を用いるのは珍しい。この小平分校、北海道教育大学の分校とはまったく性格が異なり、すべての学部の1、2年生が当時で言う一般教育を学ぶところであった。住宅街に立地し…

個人として 1 自由であること 2 個性を伸ばすこと 3 自己をたいせつにすること 4 強い意志をもつこと 5 畏敬の念をもつこと 家庭人として 1 家庭を愛の場とすること 2 家庭をいこいの場とすること 3 家庭を教育の場とすること 4 開かれた家庭とする…

多元化する「能力」と日本社会 ―ハイパー・メリトクラシー化のなかで 日本の〈現代〉13作者: 本田由紀出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 144回この商品を含むブログ (77件) を見る「学士力」答申を目前にして再読…

グローバル時代の人的資源論―モティベーション・エンパワーメント・仕事の未来作者: 渡辺聰子,アンソニー・ギデンズ,今田高俊出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2008/04メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 24回この商品を含むブログ (7件) を見る西…